第10話 高岩成二さんのアクションワークショップへ行った話
はいどうもこんばんは、スグルマンです。
というわけで、8月7日に高岩成二さんが開催するアクションワークショップへ行ってきました。
場所は埼玉県朝霞市にある朝霞武術体育館。
中に入ると、床は板張りで正面に鏡が並べてあるダンス教室のような空間があり、スーツアクトレスの高岩利恵さんが受付してくれました。
階段を上がると2階に更衣室、ここがサウナみたいに暑くて笑っちゃいました。
1階は冷房が効いていて涼しいのですが、更衣室は狭い上に冷却設備がないので汗だくでした。
今回のアクションワークショップの題材は
「素手武器アクション」
というわけでざっと流れを書くと
ウォーミングアップ
↓
2人組でのアクション
休憩を挟み
木刀を持ってのウォーミングアップ
↓
2人組での木刀アクション
休憩をして
4人1組でのアクション
(主役1人、モブ3人での立ち回り)
という感じでした。
私は子供の頃から特撮が好きで、
ウルトラマンや仮面ライダー、スーパー戦隊などずっと見てきてアクションもすごく好きなのでとても楽しかったです。
以下よかったなーという感想や気付いたこと。
1.素人にわかりやすい指導
これは、参加した上で非常に助かったんですが
高岩さんが全体を見ながらも初参加の方をかなり気にかけてくれていて、言葉と動きでわかりやすくお手本を示してくれるので、かなりやりやすかったです。
あとめっちゃ褒めてくれます。
スタッフの方も動きのコツを教えてくれるので、初めてでも割とアクションっぽい動きは出来るようになります。
2.アクションは格闘技と違う。
当たり前だろ、と思うかもしれませんが。
パンチの打ち方から違うんですよね。
フックが引っ掛けるように肘を支点にするのではなく、
ラリアットみたいに肘を伸ばしたまま振り切る。だとか
あとはカメラから見た視点での見栄え、見え方を意識して動くので
実際に狙う位置も違ったりして、動きながらの演技が難しかったです。
3.立ち回りはスピード×正確さ×美しさ
今回初参加とのことで、立ち回りでのシン(主役)をやってるところを撮影してもらったのですが
やってみて、撮影したのを見てその難しさを実感……
立ち回りは段取りがあり、まずそれを覚え、それをスピードのある状態で正確に行うわけなんですが、これが異様に難しい。
まず段取りを覚えるんですが、3人に相対するので主役は3人分の立ち回りを覚えます。
例:左フック→避けられるので右フックで決め。
相手のストレートをはじいて→ストレート→そこから右前蹴りで決め。
相手のフックをダッキングで避ける→左フックを当てて→ボディに右を打って決め。
ここまで1カット。
うーん……まあやってるうちに慣れるといえば慣れるのですが
これをスピードがある中で正確にやるのがかーなーり難しい。
私はスピードを意識して、更に間違っても当てないように気をつけたら、フォームがめちゃ見栄え悪くなりました(笑)
というわけで、生身アクション、スーツ着てアクションする方の凄さを身をもって体感したアクションワークショップでした。
ただめちゃくちゃ楽しいので、アクション好きだったり
特撮好き、身体動かしたいって方は一度遊びに行ってみることをおすすめします。
日によっては扱うテーマが違うので、これやりたいなーってのがある人は狙ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。