55番の部屋

その日思ったこととか、考えたことを書き殴ってます。たまに好きなことやものについて書いてます。

第9話 異国日記な話

はいどうもおはようございます、スグルマンです。

 

夏休みということもあり、中々更新されない日記ではありますが無理なく続けていきたいところです。

 

というわけで今回は最近読んだ漫画の話。

ハマって一気に読んでたら最終巻が発売されて、ハマってからすぐに完結してしまった

「違国日記」という作品の話です。

f:id:suguruman:20230814061237p:image
f:id:suguruman:20230814061242p:image

 

高代槙生(こうだいまきお)35歳、少女小説家。(亡き母の妹)

田汲朝15歳、女子中学生。(姉の遺児)

女王と子犬は2人暮らし。

少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。

しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚。(ebook japanさんのサイトから抜粋)

 

いやー、よかった。

ヤマシタトモコさんの作品は何作か読んでるんですが、今作品は何かと私にぶっささりまくったので

面白い!と思いながらも、ぐえーとなりながらも、ふむふむと勉強になるなと思いながら読んでました。

 

私は割とフィクションに自分が悩んでいることや、疑問に思っていることのヒントや答えを見出してもらったり、教えてもらう人間でして

今回は特に槙生と笠町さんの関係や、やり取りに救われてたというか、助けてもらったところがありましたね。

あと個人的には槙生の人との距離感が好きというか、腑に落ちるところもあって、あーわかるなぁと思いながらも槙生の誠実さ、冷たさ(冷静さとでも言いましょうか、冷酷ではないんですよね)がいいなぁなんて思ったり、それでいて朝の槙生に対する気持ちもわかるなぁなんて、でも2人は血のつながっていない他人なので家族というベタベタさというか、特別な暖かさもなければ煩わしさもなくて、いい意味でフラットなんですけど、そこから作られていく関係性、変化していく関係性を見て行くのがとても楽しかったです。

 

漫画を読む上での要素って色々あると思うのですけど、この漫画は関係性を読んで楽しむ漫画かな?と個人的に思っているので(私がキャラ同士の関係性を楽しむってのもありますが)

槙生←→朝

槙生←→笠町

朝←→えみり

槙生←→実里

の間でのやり取りや、他者に対して抱いている思いや悩みが色んな形で読めたのは本当によかったなーと思います。

あと単純にキャラ同士の会話、掛け合いが楽しいし、セリフにハッとさせられるし、何ならずっと読んでいたいです。彼等、彼女達のやり取りを関係性を。

 

 

というわけで「違国日記」のお話でした。

1〜11巻までですので、気になった方はこの機会に一気読みしてみても面白いかなと思います。

今なら都内の書店さんで展示会を開催しているところもあるので、ハマっている方はそちらもオススメです。

 

池袋 三省堂書店

http://news.shodensha.co.jp/article/500168205.html

 

青山ブックセンター本店

https://aoyamabc.jp/collections/fair/products/8-9-8-23-ikokunixtukigengaten

 

二子玉川 蔦屋家電 BOOK フロア

https://x.com/te_book00/status/1688736702209445888?s=46

 

 

それではまた。